注文のやり方(成行/指値注文の違い)

こんにちは!城晶子です

 

成行と指値って何ですか?

 

株式投資やFXなどで注文を出す際、「成行注文(なりゆきちゅうもん)」と「指値注文(さしねちゅうもん)」という2つの基本的な注文方法があります。


■ 成行注文(なりゆきちゅうもん)とは?

👉 今すぐ買いたい/売りたいときの注文方法

  • 価格を指定せず、その時の**市場価格(時価)で即座に約定(売買成立)**します。

  • スピード重視の取引に向いています。

📌 例:今すぐ100株買いたい場合、「成行注文」で出せば、その時一番安く売っている人から100株を自動で買う形になります。

🔶 メリット:

  • すぐに売買が成立しやすい。

🔶 デメリット:

  • 予想より高く買ったり、安く売ってしまう可能性がある(特に板が薄い銘柄や急騰・急落時)。


■ 指値注文(さしねちゅうもん)とは?

👉 希望する価格を指定して注文する方法

  • 「〇〇円になったら買いたい/売りたい」と価格を指定します。

  • 条件に合うまで売買は成立しません(注文が“板”に残ります)。

📌 例:「1,000円になったら100株買いたい」と指値注文すれば、その価格になるまで約定しません。

🔶 メリット:

  • 自分の望む価格で売買できる。

🔶 デメリット:

  • 市場の価格が指定した値に届かなければ、いつまでたっても約定しない。


■ 成行と指値の違いまとめ

項目 成行注文 指値注文
価格の指定 しない する
約定のスピード 速い 遅い場合あり
約定価格 市場任せ(変動する) 自分が指定
リスク 価格が不利になる可能性あり 約定しない可能性あり

■ どっちを使えばいい?

こんなときは… この注文がオススメ!
とにかくすぐに売買したい 成行注文
希望の価格で売買したい 指値注文
板が薄く、値動きが激しい 指値注文(安全重視)

✔ ワンポイントアドバイス(by 城晶子)

「初心者さんは、基本は指値注文で練習しましょう。買うときは“欲張らず”、売るときは“焦らず”がコツです。経験がついてきたら、成行もうまく使えるようになりますよ!」