ローソク足ってなに?「1日の株の気分」が詰まった記録

チャートを開くと、赤や青の縦長の「棒」がずらりと並んでいるのを見たことがあると思います。
これは「ローソク足」と呼ばれ、株価の1日の動きを1本で表したものです。

はじめはただの「棒」に見えるかもしれません。
でも実は、その1本にその日の「始まり」「終わり」「高まり」「落ち込み」すべてが詰まっているんです。

たとえば赤いローソク足は、1日の終わりが始まりよりも高かった(=上昇)ことを意味します。
逆に青いローソク足は、終わりが始まりよりも安く終わった(=下落)ということ。

また、上下にぴょこんと出ている「ヒゲ」は、その日一時的にどこまで上がったか、または下がったかを示しています。
このヒゲが長ければ、それだけ不安定で感情的な動きがあったということ。


きらトレメモ

  • ローソク足は“株の気分”を1本で表現したもの

  • 上昇した日は赤、下落した日は青で表現される(色は証券会社により異なる)

  • 毎日ローソク足を眺めていると、「今日は売りが強かったな」「買いに勢いがあったな」と、株の空気が見えてくる


最初は「よくわからない」と感じるかもしれませんが、
チャートを日々見ていくうちに、「あれ?今日はいつもと違う?」という感覚が育ってきます。

それが、“自分の目”で判断できるようになる第一歩です。