📘 ギャップが出た後のシナリオ別対処法
シナリオ1:ギャップアップ → そのまま上昇
✔ 状況の特徴
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始値が前日より高く、さらにその後も強く上昇
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出来高も多く、買いの勢いがある
📝 対処法
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トレンドが強ければ「押し目買い」のチャンスを探す
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飛び乗るのは避け、5分~30分のチャートで反発を確認してから
💡 きらトレアドバイス
「置いていかれそう…!」と焦るほど、少し待つことが大事
短期的な押し目で入るとリスクを抑えられるよ
シナリオ2:ギャップアップ → すぐに下落(寄り天)
✔ 状況の特徴
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始値が高いが、そこから陰線が続いて下落
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出来高が集中して「出尽くし売り」が出ている
📝 対処法
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買いエントリーは慎重に見送り
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保有している場合は「始値割れ」で一部利確も視野に
💡 きらトレアドバイス
良いニュースでも、みんなが知ってるころには「材料出尽くし」になることも
特に決算明けなどは慎重にね
シナリオ3:ギャップダウン → さらに下落(ネガティブ継続)
✔ 状況の特徴
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始値が安く、そこからさらに売られていく
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ネガティブな材料が強く、市場が悲観モード
📝 対処法
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安易な逆張りは避け、下げ止まりを待つ
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空売りやインバース型ETFの検討は上級者向けの対応
💡 きらトレアドバイス
このパターンは、しばらく放置するのも立派な判断
「無理に買わない」ことも大切な技術です
シナリオ4:ギャップダウン → 切り返し反発
✔ 状況の特徴
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始値は安いが、日中に陽線で戻してくる
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出来高を伴っての回復が見られる
📝 対処法
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日中のローソク足が前日の終値を回復しそうなら、少額でお試し買い
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移動平均線の上抜けを見てから本格エントリーもあり
💡 きらトレアドバイス
「みんなが悲観しているときに静かに拾う」
これができたら一歩進んだトレードができるようになります
✅ まとめチェックシート
パターン | エントリーの基本姿勢 |
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ギャップアップ→上昇 | 押し目待ちでエントリー検討 |
ギャップアップ→下落 | 見送り・利益確定の検討 |
ギャップダウン→下落 | 見送り・保有なら損切り判断 |
ギャップダウン→反発 | 少額でお試し・回復を確認 |
🌷 最後に
ギャップは「期待と恐れ」がぶつかる場所
だからこそ、冷静に観察して、感情ではなく形で判断する習慣をつけましょう
「どう動くか」ではなく、「どう動いたか」に注目する
それだけでも、判断ミスはぐっと減っていきますよ