ボリンジャーバンドってなに? 相場の広がりと収縮を読む方法

「なんとなく…動きが止まりそう」「そろそろ動き出しそう」

そんな予感、チャートを見ているときに感じたことはありませんか?

実はそれ、「感覚」だけでなく
ちゃんと形として現れるサインがあります

そのひとつが
ボリンジャーバンドというテクニカル指標です📊


ボリンジャーバンドとは?

ボリンジャーバンドは、価格の平均値(移動平均線)の上下に
「価格が動きやすい範囲(バンド)」を描いたものです

このバンドは「相場の勢い」に応じて
ギュッと縮んだり、パッと広がったりします

まるで、市場の呼吸みたいですよね🌬


ボリンジャーバンドでわかること🌈

1 相場がおとなしいとき:バンドが収縮

  • 価格が一定の範囲で動いていて

  • 上下のバンドの幅が狭くなっている

エネルギーをためている状態
 しばらくすると大きく動き出すかも

2 相場が暴れているとき:バンドが拡大

  • 急な上昇や下落が起きていて

  • バンドが大きく広がっている

一気に動いた直後の反動にも注意


どう使えばいいの?📘

ケース①:「バンドの外に飛び出した」=行き過ぎのサインかも

  • 一時的な過熱と考えられ、反発や反落が起こりやすい

ただし「バンドの外に出たらすぐ売買」は注意!
大相場が始まるとそのままバンドウォーク(バンドに沿って進む)になることも


ケース②:「バンドが縮まってきた」=そろそろ大きな動きが来るかも

  • スクイーズ状態(ひと休み)のあとは、上下どちらかに一気に動くことが多い

動き出してから乗る準備をするのに最適なタイミング


きらトレメモ📝

  • ボリンジャーバンドは「動きすぎ」「動かなさすぎ」の可視化ツール

  • 一番大事なのは「バンドの変化を見て、心の準備を整えること」

  • 決して「予言のツール」ではなく、「流れを読むヒント」です


最後に🌷

ボリンジャーバンドは
相場が息をしているような感覚をくれる道具です

相場が静かだなと思ったらバンドを見てみてください
もしかしたら、その静けさの奥に
次の波が潜んでいるかもしれません🌊