
こんにちは!城晶子です

株が下がってくると、押し目なのか下落なのかがわかりません
初心者の方でも確認しやすいように、「押し目」と「下落」の違いと、その確認の仕方を、シンプルな3ステップで解説します。
🔍 押し目と下落のちがい
見極めポイント | 押し目(上昇トレンド中) | 下落(下降トレンド入り) |
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トレンド方向 | 上昇トレンド継続中 | 上昇→下降に転換している |
出来高 | 押し目で減る/反発で増える | 下落中に増加する |
安値の切り上げ | 続いている | 崩れて安値を割り込む |
✅ 見分ける3ステップ
【ステップ①】上位足(大きな時間軸)のトレンド確認
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日足チャートだけでなく、週足や月足を見てみましょう。
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高値・安値が切り上がっていれば「押し目」の可能性大。
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安値を割っているなら「下落」入りかも。
👉 例:日足で下がっていても、週足では上昇トレンド継続なら押し目の可能性あり。
【ステップ②】サポートラインの確認
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過去に反発したライン(サポート)があるかを見ます。
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サポートで反発して陽線が出たら押し目候補。
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サポートを明確に割り込んだら、トレンド転換の警戒。
📝 補足:「ヒゲで抜けた」くらいならセーフのことも。「実体」で抜けたら要注意。
【ステップ③】出来高とローソク足の反応を見る
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押し目なら、下がっているときは出来高が減り、反発の陽線で出来高が増える傾向。
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下落トレンド入りだと、下げと一緒に出来高も増えていることが多いです。
👀 チェックする陽線:下ヒゲ陽線・包み足・大陽線
💡 きらトレメモ:こんな時どうする?
「買いたいけど…下がりそうで怖い」
→まずは「前回の安値」が割れていないか確認。割れていなければ、まだ押し目の可能性あり。
「下がってるから買い場だよね?」
→その前に、トレンドの方向と出来高の動きをチェック!
✨最後にひとこと
「下がった=買い場」と思い込まないことが大切です。
押し目はあくまで上昇トレンド中の一時的な下げ。
下落は、トレンド転換のサインかも。見極めの目を育てていきましょう!