
こんにちは、城晶子です。

選挙のたびに自民党が勝てば株が上がる、野党が伸びれば下がると言われているけれど、政治と株の関係ってどうなの?
◆ そもそも政治と株価って関係あるの?
答えは あります。
とくに選挙は、この先どんな経済政策になるの?という投資家の不安や期待が高まるタイミング。
たとえば、与党がそのまま勝ち続ければ今までと同じ政策が続く=安心につながるし、
反対に、野党が強くなると新しい方向に進むかも?と、様子見ムードが出てくることも。
◆ 過去の参院選では、株はどう動いた?
実は
選挙後は必ず株が上がる!というわけではないんです。
以下は、過去の一例です
年 | 選挙前の動き | 選挙後の動き | ポイント |
---|---|---|---|
2010年 | やや下落 | 下落 | 景気不安や円高が影響 |
2016年 | 下落 | 下落 | ブレグジットなど世界不安要因あり |
2022年 | 小幅な動き | 1%上昇 | 与党の勝利で一時的な安心感 |
つまり、株価は選挙だけで動いているわけではないということ。
世界経済や為替、企業の業績など、いろんな材料が絡み合っているんですね。
◆ じゃあ、選挙の日にどうすればいいの?
選挙=投資のチャンス!と思いたくなる気持ちもわかります。
でも、実際には選挙だけで株価が決まるわけじゃないので、焦って売買するよりも、どんな政策が続きそうか?を冷静に見守るのが◎です。
きらトレメモ:選挙は通過イベントと考えよう
選挙はたしかに注目材料だけど、それだけで一喜一憂しないのが投資家の姿勢。
安心できる未来が見えたときに、株は買われやすくなるんです。
最後にひとこと
選挙と株価は、たしかにちょっとした繋がりがあります。
でもそれ以上に、株式市場は期待と不安のバランスで動いているもの。
ニュースを見るときも、どんな政策が株にプラスかな?と考えてみると、
いつものニュースがちょっと面白く見えるかもしれません