テクニカル分析ってなに?「株の動きにはクセがある」

こんにちは!城晶子です

 

テクニカル分析ってよく聞きますが、いったいなんですか?

「株って結局、ギャンブルでしょ?」
「誰かに当たり銘柄を教えてもらえたらいいのに…」

投資初心者の方と話していると、そんな本音がよく聞こえてきます。
かつての私もそうでした。なんとなく「上がりそう」という感覚で株を買い、うまくいったらラッキー、下がれば怖くて売れない。気づけば、画面を見るのもつらくなる。そんな日々。

でも、あるとき気づいたのです。
「株価の動きには、クセやリズムがある」と。

そのクセを読み取って売買の判断に活かすのが、テクニカル分析という考え方。
これは、企業の業績や経済ニュースを深掘りする「ファンダメンタル分析」とは違い、チャート(株価のグラフ)を見て、パターンや傾向を探すアプローチです。

【ファンダメンタル分析とテクニカル分析の違い】

分析方法 見るポイント イメージ
ファンダメンタル分析 決算、業績、業界動向など 企業の“中身”重視
テクニカル分析 チャート、値動き “動きのクセ”重視

たとえるなら、ファンダメンタル分析は「どんな性格の人かを見る」
テクニカル分析は「今その人が元気そうかを感じ取る」みたいなイメージ。


きらトレメモ

  • テクニカル分析とは「チャートから売買タイミングを読み解く技術」

  • 株価には“人の感情”が表れていて、それが一定のパターンを生む

  • 「当てる」よりも「整える」ための道具。焦らず、リズムをつかんでいきましょう


私たちが普段、天気を見て「今日は傘がいるかも」と判断するように、
チャートも「今日は買い時かも、待ち時かも」と教えてくれます。
まずは、その“声”に耳をすませることから始めてみませんか?