
こんにちは。城晶子です

先生、oco注文ってなんですか?
OCO注文ってなに?
株を買ったあと、こんな経験ありませんか?
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上がったら売りたいけど、いつまで見ていられない
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下がったら早めに撤退したいけど、気づいたら大きく下がっていた
そんなときに便利なのが OCO注文(オーシーオー注文) です。
OCO注文は、
「利確(利益を確定するための売り注文)」と
「損切り(一定以上下がったら逃げるための売り注文)」を同時に出して、
どちらかが約定したらもう片方は自動でキャンセルされる」 注文方法。
つまり、
利益確定と損切りを同時に予約しておける便利な注文 です。
OCO注文はこんなときに使う
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株価をずっと見ていられないとき
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「ここまで上がったら売りたい」「ここまで下がったら損切りしたい」が明確なとき
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あらかじめ出口を決めておきたいとき
利確ラインの決め方(指値)
OCOの1つ目の注文は「利確用の指値注文」です。
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直近高値の少し手前
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チャート上で一番近い高値(山)を探して、その少し下で設定
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例:直近高値が3,340円なら、3,330円くらいで利確
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レジスタンスライン
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過去に何度も跳ね返された価格帯を見つける
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その少し下で利確
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利益率で決める
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「買値+3%」など、決まった利益率で設定してもOK
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例:3,200円×1.03=3,296円 → 3,290円で利確
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損切りラインの決め方(逆指値)
OCOのもう1つの注文は「損切り用の逆指値注文」です。
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直近安値の少し下
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チャート上の押し目(谷)を割ったら撤退
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例:直近安値3,150円 → 3,140円に損切り設定
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移動平均線の下
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25日移動平均線や75日移動平均線を下回ったら撤退
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その少し下に逆指値を置く
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損失率で決める
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「買値−1〜2%」など一定の損切り率で機械的に設定
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例:3,200円×0.99=3,168円 → 3,160円で損切り
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ポイント
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利確は欲張らず少し手前で
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損切りは「チャートが崩れた」と判断できる位置に
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どちらも「キリのいい数字」にすると約定しやすい
まとめ
OCO注文は、
「利確ライン」と「損切りライン」を同時に予約して、どちらかが成立したらもう一方はキャンセル」される注文方法。
チャートで高値・安値や移動平均線を見ながら、
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上は欲張らず少し手前で利確
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下はここを割ったら逃げるラインを逆指値
と決めておけば、仕事中でも外出中でも安心して放置できます。