高市さん新政権への期待で、日経平均はどこまで上がる?

こんにちは、城晶子です。
自民党総裁選の結果を受け、株式市場では「高市さん相場」がスタートしそうな雰囲気が漂っていますね。
積極財政や金融緩和の継続を掲げる高市さんに対して、投資家の期待がじわじわ高まっています。


好調バージョン:トランプ大統領との関係改善で追い風に

もし、高市新政権とトランプ大統領(再登場の見通し)がうまく連携できれば、
「日米の強気ムード」が一気に広がる展開もあり得ます。

この場合、

  • 政策期待による外国人投資家の買い越し継続

  • ドル円150円台を維持する円安基調

  • 日経平均の上値抵抗を突破

といった動きが重なり、
46,000円から47,500円台まで上昇する可能性があります。

もしこの流れが強まれば、史上最高値となる48,000円台も視野に入ってきます。
ただし、RSI(買われすぎ指標)はすでに高め。
短期的な過熱感には注意したいところです。


下落バージョン:日銀政策決定会合でのタカ派発言に注意

一方で、日銀が次の会合で「金融政策の正常化」へ踏み込むような発言をすれば、
市場は一時的に冷やされる可能性もあります。

その場合、

  • 長期金利の上昇

  • 円高への反転

  • 利益確定売り

といった流れが出て、
44,300円〜45,000円台への調整もあり得ます。
25日移動平均線(いまの相場の中間ライン)がちょうどそのあたり。
ここを下回らなければ、再び上昇トレンドに戻る力は十分です。


💡 きらトレメモ

政治と相場は「期待」で上がり、「現実」で調整する。
高市新政権への期待相場がどこまで続くか――
鍵を握るのは、「日米の金利差」と「外国人投資家の動き」です。


🌸 晶子のひとこと

今回の相場は、「新しいリーダーが作る物語」をマーケットが先に描いているようなもの。
ニュースを見て「上がった、下がった」と一喜一憂するよりも、
どんな政策が動き、どんな資金が動くかを意識しておくことが大切です。

高市さんの初会見やトランプ陣営の発言など、
ひとつひとつのニュースに投資家心理がどう反応するか。
この1か月は、まさに政策と相場の「呼吸」を読むチャンスです✨


最後に、「きらトレ」ではこうしたニュースを実際のチャートと結びつけて解説しています。
期待で買われる銘柄、調整で拾うチャンス銘柄――その見極め方を一緒に学びましょう📊
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