【投資家たちのリアル】Vol.6 ジム・ロジャーズ|世界を旅するグローバル投資家

🗣偉人の名言

「世界を見なければ、本当のチャンスは見つからない。」
― ジム・ロジャーズ


「投資家って、ずっとパソコンに向かってるんじゃないの?」
…と思ったあなたへ。
“旅するように世界を見て、未来を探す”という投資スタイルで知られるのが、ジム・ロジャーズです。

ジョージ・ソロスと共に「クォンタム・ファンド」を設立し、10年間で4,000%以上の利益を上げた伝説の男。
でも彼の真骨頂は、世界中を歩いて、自分の目で“これから伸びる場所”を見つけてきたことにあります。


■ 自転車、オートバイ、そして世界一周

ジム・ロジャーズは1942年、アラバマ州で生まれました。
オックスフォード大学で政治と経済を学び、ウォール街でキャリアをスタート。
30代でクォンタム・ファンドの成功を収め、40代で引退。

そこから彼が選んだのは――世界一周の旅
バイクで全世界を巡り、その経験を書いた『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行』は、投資家以外の読者にも人気を博しました。


■ 成長するのは「目の前の世界」じゃない

ロジャーズの投資哲学はシンプルです:

🌍「アメリカやヨーロッパだけが世界じゃない」
🌱「これから成長するのは、今まだ発展途上にある国々だ」
👀「自分の目で確かめた国にしか投資しない」

アジアやアフリカ、新興国を次々と訪れ、農業や資源産業、インフラ関連など、
「これから伸びるリアルな経済」に投資するスタイルを確立しました。


📝きらトレメモ|「自分の目」で見る力を育てよう

ジム・ロジャーズの言葉には、「本を読むだけではダメだ」「自分で歩け」というメッセージが詰まっています。
これは、私たちの暮らしや家計、投資判断にも通じることです。

📌「テレビで騒がれてるから」じゃなく、「自分が実際に使ってみてどう?」
📌旅行先で人気のお店やブランドに注目するのも立派な“リサーチ”
📌海外の成長企業を知るには、日常の中の変化に敏感になるのが第一歩

ロジャーズは、「生活目線で未来を読む」達人でもあるのです。


■ 教科書より、人生が教えてくれる

ジム・ロジャーズは娘たちにこう言ったそうです:

「中国語を学びなさい」
「農業やモノづくりの現場を見なさい」
「世界のニュースに自分で反応できるようになりなさい」

それは、“投資で勝つため”というよりも、
「しなやかに生き抜く力を持ちなさい」という、父としての哲学でした。


💬編集後記:投資は「旅」と似ている

投資の面白さは、“まだ誰も注目していない可能性”を探すこと
ジム・ロジャーズは、それを世界中で実践してきました。

私たちの暮らしでも、「ちょっと遠くを見てみる」「視点を変えてみる」ことは、
新しい気づきや発見につながります。


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きらトレでは、初心者でもできる「視点を広げる投資」を一緒に考えています。
地図を開くように、世界の経済や企業にワクワクできる感性を、一緒に育ててみませんか?

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