お盆相場に気をつけて!夏枯れ相場の落とし穴

こんにちは、城晶子です。

暑い日が続いています。

私は昨日会議の為にきらトレの所在地である銀座に行っていたのですが、

外を歩けないほど暑かったです。

なるべく室内を通って移動しようとして、

三越のデパ地下に入ったのですが、人の熱気で汗が流れてきました。

お盆は少し過ごしやすい気温になるといいですね。

 

さて、お盆が近づくこの時期は、夏休みの予定や帰省の準備で忙しくなっている方も多いのではないでしょうか?

 

実は、株式市場も「夏休みムード」になるんです。

お盆シーズン(8月中旬ごろ)は、日本だけでなく海外の投資家もバカンスに入るため、市場全体の参加者が少なくなります。

そのため、出来高がガクッと減ってしまい、「夏枯れ相場」なんて言われています。

その結果、どうなるのか?というと、

いつもより値動きが不安定になったり、

材料がなくても株価が上下に振れやすかったり、

少しの売りでも値がドンと下がることもあります。

つまり、ちょっとしたニュースや雰囲気で、株価が大きく動きやすい時期なんです。

 

そして、この時期によく言われるのが、

「閑散相場に売り無し」という相場の格言。

これは、人が少ないときに焦って売らないこと。

需給が薄いと、安く売らされるよという教訓なんですね。

たとえば、ちょっと下がったからといって売ったら、そのあと急反発!そんな経験、ありませんか?

この格言のとおり、初心者の方は見ているだけの時間も大事な戦略になるということなんです。

 

ですので、お盆相場の心得としては、

無理にトレードしない勇気を持つこと。なんとなくで触らない。方向感が出るまで様子見もOKですよ。

そして、急な値動きに過剰反応しない。板が薄いだけかも。下げた理由をよく確認してみましょう。

最後に指値や逆指値の置き方に注意しましょう。いつも以上に飛びやすいので、余裕のある設定を心がけましょう。

 

お盆は無理せずに

相場はずっと動き続けるものではありませんよね。

夏は自然界も、植物も、少しお休みモードになっています。

相場も同じ。「静の時間」をどう過ごすかで、秋からの収穫が変わってきます。

外は暑いから 勉強の夏とするなら ぜひ一緒にきらトレで学びませんか?