🗣偉人の名言
「コストこそ、投資の最大の敵だ。」
― ジョン・C・ボーグル
投資の世界に、静かな革命を起こした男がいます。
その名は、ジョン・ボーグル。
彼は、プロに任せるが当たり前だった時代に、
「誰でも、自分で市場平均に投資できる」という仕組みを作った人物です。
今や世界中の投資家が当たり前に使っている「インデックスファンド」
その生みの親が、ジョン・ボーグルなのです。
■ 「勝つ」のではなく、「負けない」投資
1975年、ボーグルはアメリカでバンガード社を創業。
そのとき掲げたのは、当時の金融界にとってありえない発想でした:
✅ ファンドの運用手数料は限りなく低くする
✅ 市場全体(インデックス)に投資すれば、平均で十分
✅ ムリに「勝とう」としない、でも「着実に資産は増やせる」
「そんな地味な投資、誰がするんだ?」と笑われながらも、
彼のインデックスファンドはじわじわと信頼を集め、
いまでは全世界で最も使われている投資スタイルとなっています。
■ 投資における見えない手数料の怖さ
ボーグルは繰り返し、こう訴えました:
「手数料は、あなたのリターンを削り続けている。」
たとえば年利5%の運用でも、年間1.5%の手数料がかかれば、
実質の増え方は3.5%。
長期になるほど、その差は大きく響いてきます。
だからこそボーグルは、手数料の低い投資=「自分に優しい投資」を広めたのです。
📝きらトレメモ|「低コスト+分散+ほったらかし」は初心者の味方
ボーグルの思想は、特に投資初心者・主婦・忙しい人にとって、大きな味方になります。
📌 毎月コツコツ、無理なく積み立て
📌 市場全体にまるっと投資するから、個別株より安心
📌 手数料が少ないから、長期でじわじわ効いてくる
つまり、「一発逆転」を狙う投資ではなく、
「日々の暮らしを支える、じっくり育てる投資」です。
■ 投資の民主化=すべての人のための仕組み
ジョン・ボーグルが広めたインデックス投資は、
「知識や時間がなくても投資できる」=投資の民主化でもあります。
💬 彼は、「投資家に最も貢献した人物」とも称され、
ウォーレン・バフェットはこう語りました:
「ボーグルは、個人投資家に何千億ドルもの利益をもたらした」
💬編集後記:「派手さゼロ。でも、一番強い」
ジョン・ボーグルは、大儲けする方法ではなく、
「ゆっくり、お金を育てる方法」を教えてくれました。
投資に慣れていない人ほど、この考え方は安心できるはずです。
「地味だけど、確実」――それが、暮らしに根づく投資のかたち。
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「きらトレ」では、NISAやインデックスファンドなど、
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