天井圏でよく出る「反転パターン」ってなに?

こんにちは!城晶子です

そろそろ天井かな?というときにどうやってチャートを確認すればいい?

株価がグングン上がったあと、そろそろ上げ止まりかな…というときに出てくるのが「反転パターン」。
チャートに出るサインを知っておくと、「あ、このあたりで売り抜けよう」という判断がしやすくなります。

今日は代表的な6つのパターンをご紹介します。


🌿 1. 三尊(ヘッド&ショルダー)

  • :真ん中が高く、両側が低い「人が立っている姿」に似た形。

  • 意味:2回目の高値更新で買いが弱まり、3回目で力尽きるサイン。

  • ポイント:両肩の谷(ネックライン)を下回ると下落トレンド入り。


🌿 2. トリプルトップ

  • :3つの山がほぼ同じ高さに並ぶ。

  • 意味:何度も同じところで上値を抑えられ「ここ以上は無理」と市場が判断。

  • ポイント:ネックライン割れで下落に転じやすい。


🌿 3. ダブルトップ

  • :山が2つ、アルファベットの「M」型。

  • 意味:2回目の高値挑戦に失敗し、「やはり上がらない」と売りが増える。

  • ポイント:中央の谷を割ったら下げが本格化。


🌿 4. スパイクトップ

  • :急騰後に急落する「とんがり型」の山。

  • 意味:材料株や仕手株でよく出る。短期的な買いが一気に売りへ転換。

  • ポイント:長い上ヒゲや大陰線が合図。スピード勝負の反転。


🌿 5. V字トップ

  • :急上昇のあと、ほぼ対称に急落する「V字型」。

  • 意味:上昇の勢いがそのまま売りに変わり、パニック的に急落。

  • ポイント:戻りが弱く、売りが売りを呼ぶ展開になりやすい。


🌿 6. ソーサートップ

  • :お皿を伏せたように、ゆるやかに山をつくる。

  • 意味:気づかないうちに買い意欲がしぼみ、じわじわと下げへ。

  • ポイント:移動平均線が横ばい→下向きに変わるのが合図。


☕ きらトレメモ

反転パターンを知っていると、「天井でつかんでしまう」失敗を避けやすくなるんです。
特に「三尊」や「ダブルトップ」は出現頻度も高いので、チェックしておくと安心。


🌸 おわりに

チャートは「人の心理の集合体」です。
「もう買いたくない」「逃げたい」という気持ちが形となって現れるのが、反転パターン。

次回チャートを見るときは、ぜひ「あ、これは三尊かも?」「V字トップかも?」と探してみてくださいね。

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